2025年7月30日、ハノイにて「DOLAB–JICAプラットフォーム（DJアプリ）」の正式リリースイベントが行われ、ベトナムと日本両国の政府機関、国際機関、企業などから約260名の代表者が出席しました。 このプラットフォームは、ベトナム内務省 海外労働管理局（DOLAB）と独立行政法人 国際協力機構（JICA）の戦略的パートナーシップによって誕生したものです。

このイベントは、単なるアプリ発表にとどまらず、日本での就労を目指すベトナム人労働者にとって、より安全で信頼できる雇用環境を築くための大きな一歩となりました。DOLAB–JICAプラットフォームでは、労働者が公式な求人情報を直接検索し、仲介業者を介さずに企業と直接つながることが可能です。これにより、詐欺リスクの大幅な軽減が期待され、労働者の権利と尊厳がしっかりと守られます。

本プロジェクトにおいて、JVBベトナムはDOLABおよびJICAより全面的な信頼をいただき、プラットフォーム全体のシステム開発を担当いたしました。業務要件の詳細な分析から、ユーザーフレンドリーなインターフェース設計、システム構築・導入に至るまで、一貫して高品質な開発を実施。高いセキュリティ性と快適なユーザー体験を兼ね備えた本プラットフォームは、数百万件規模のアクセス、検索、登録に対応可能です。

このような社会的意義のあるプロジェクトに携わることができたことは、JVBベトナムにとって大きな誇りです。私たちは、これまで培ってきた技術力と経験を活かし、ベトナム人労働者と企業双方にとって有益なデジタルツールの提供に尽力してまいりました。今後もJVBベトナムは、テクノロジーの力で社会の課題を解決し、国際労働・移住分野における持続的な発展に寄与してまいります。